鼻の下の髭を剃るのではなく、抜いて処理しているという男性は意外と多いです。
あるアンケートによると、20~30代の男性の6割が髭を抜いて処理しているそうです。
「それ俺のこと!」
と思った方、よ~く聞いて下さい。
ハッキリ言って・・・
危ないです!!
僕も昔は髭を時々抜いていました。
抜いた後のツルツル肌が気持ち良くて・・・
抜いた髭の長さを見るとスッキリとした気分になって・・・
ついクセになっていました。
痛みに耐え、鏡を見ながらピンセットで1本1本抜いてみたという経験がある男性は多いのはないでしょうか。
しかし、医学的に見てそれは良いことではありません。
それを知ってから、僕は髭を抜くのをやめました。
ここでは
・鼻の下の髭を抜く危険性とは?
・鼻の下の髭の処理方法
についてご紹介します!!
鼻の下の髭を抜くと、こんな危険性が!
まず、鼻の下の髭を抜くことどんな危険性があるのでしょうか?
・炎症やニキビの危険性がある。
・肌の色素沈着の可能性がある。
・乾燥肌になる可能性がある。
・出血の可能性がある。
1つずつご説明していきます。
炎症やニキビの危険性がある。
みなさんが普段見ている髭は、皮膚の上に出ている部分だけです。
皮膚の下4~5mmの所に髭の元となる毛根があり、髭はそこから生えています。髭を抜くと、見えている部分だけでなく、毛根にまで大きなダメージを与えます。
髪の毛を切るのと、毛根から引き抜くのではどちらの方が頭皮に負担がかかるのかを想像すればすぐにわかりますよね。
傷ついた毛根に雑菌が入ると炎症を引き起こし、そこに膿が溜まって盛り上がった状態を毛嚢炎(もうのうえん)といいます。これはニキビのようなもので、ひどくなると手術が必要になります。
肌の色素沈着の可能性がある。
髭を抜くと肌に大きなダメージを与えます。
その際に肌の色素細胞が活性化され、メラニン色素が過剰に分泌されるのです。その部分に色素沈着が起こり、肌に黒ずみが出来ていきます。
黒ずみ自体に痛みはありませんが、やっかいなのは年齢を重ねるごとにどんどんと黒くなっていってしまうことです。
乾燥肌になる可能性がある。
髭を抜く時には肌の角質も一緒にはがされます。角質は肌に潤いを保つ機能がありますので、はがされることによって保湿力が弱まり、乾燥肌になりやすくなります。
出血の可能性がある。
髭を抜こうとすると、毛根近くの毛細血管や細胞も一緒に引き抜かれてしまい、それによって出血し、血がにじんだりします。
いかがでしょうか?
綺麗に処理するために髭を抜いていても、肌が炎症を起こしたり黒ずんだりしていては本末転倒ですよね。
鼻の下の髭を抜くための解決策とは?
では、鼻の下の髭を抜くための解決策はあるのでしょうか?
僕の結論は…
髭は抜くのをやめるべし!!!
実際に髭を抜いていて肌を痛めて、そう思いました。
髭を目立たなくする方法はいくつかありますので、順にご紹介します。
・深剃りで髭を剃る
・抑毛クリームで髭が生えるのを抑える。
・髭脱毛する。
深剃りで髭を剃る
髭を抜くのでしたら、深剃りをした方が肌トラブルの可能性を下げられます。
と言っても、深剃りも肌にかなりのダメージを与えます。
深剃り前は必ず蒸しタオルで肌を2分ほど温めて、毛穴を開いてから行って下さい。
毛穴が開けば髭剃りがしやすくなります。
もちろんシェービングクリームを使って剃り、その後は保湿クリームを塗りましょう。
抑毛クリームで髭が生えるのを抑える。
抑毛クリームは繰り返し塗ることで髭が生えるのを遅くし、少しずつ髭を細くするものです。
ですが、大きな効果は望めず、この方法で髭をしっかり目立たなくすることは難しいでしょう。
髭脱毛する。
髭が気になる男性には、これが最も効果的ではないでしょうか。
僕も実際に髭脱毛を行い、髭剃りの手間から解放されました!
そして、髭抜きをしていた時のことを思い出すとゾッとします(^^;
その時はクセのようになっていて、抜かないと気が済まない、みたいな気持ちになっていたんですよね。
髭脱毛とはどのようなものなのでしょうか。
主な違い
・一度の照射が広範囲
・照射の回数が少ない
・1回あたりの施術時間が短い
・光脱毛では永久脱毛は出来ない
・家庭用の髭脱毛機器より業務用の方が効果大
・比較的痛みが少ない
・一度の照射で当たる範囲が狭い
・照射の回数が多く
・1回あたりの施術時間が長い
・医師に相談できる
・永久脱毛が可能(数年後にまた生えてきてしまうケースあり)
・レーザー照射時にめちゃくちゃ痛い(麻酔可)
・日焼けNG
他にも電気を用いた「ニードル脱毛」などがありますが、こちらはあまり一般的ではありません。
光脱毛とレーザー脱毛、どちらも特徴があり、値段も、コースや髭の濃さによって変わります。
目安として、きちんと効果が出るには期間は1年以上、費用は10万円程度かかることが多いようです。
しかし、毎日の髭剃りにかかる時間やお金のことを考えたら、決して高くはないと思います。
このように、髭を目立ちにくくする方法はいくつかりますが、
それでもどうしても髭を抜きたい!
・・・と言う人には、肌ダメージを少しでも減らす抜き方は一応あります(笑)
・毛穴に雑菌が入らないように清潔なピンセットを使う(手では抜かない)。
・髭抜き後は保冷剤で顔を冷やして炎症を抑える。
・保湿を常に行い、肌の状態を良好に保つ。
ですが、負担や手間のことを考えたらやはり髭脱毛がオススメです。
髭を抜くことの危険性って、詳しく見ていくとけっこうありますからね。
【髭脱毛クリニック厳選】永久脱毛の具体的な値段を徹底比較!
毎日の髭剃りから解放されるべく、意を決して医療脱毛にチャレンジすることに。
医療脱毛といってもやっぱり不安はつきものです。
安くて安全なクリニックを探したいけれどどうしたらよいか。
医療脱毛のクリニックには施術以外にも特徴のあるサービスがあります。
それぞれの特徴もあわせて見ていきましょう。
髭の永久脱毛って本当にできるの?
もちろん、できます。
しかし、「ツルツル」の状態にするためにはある程度の条件が必要です。
それは、「医療レーザー脱毛」か「ニードル脱毛」と呼ばれる脱毛法でしかツルツルの状態までには出来ないのです。
つまり、サロンなどで行われる「フラッシュ脱毛(光脱毛)」で永久脱毛は出来ないということです。
これはクリニックとサロンが使える機械の差によるものです。
クリニックは医師が常駐しています。
そのため肌トラブルなどの時にも対処してくれるため、パワーの強い機械を使うことが出来ます。
しかし、サロンでは医師がいないためにパワーの強い機械を使うことができません。
サロンで行う脱毛は「永久脱毛」というより「抑毛」と考えておいたほうがいいかもしれません。
「ちょっと髭剃りが楽になる程度」でよければ効果のある脱毛法です。
しかし「結果を早く出したい」「ツルツルまで髭をなくしたい」という永久脱毛を希望する場合は医療脱毛でないと無理だと言えます。
永久脱毛とは
米国電気脱毛協会によると、最初の脱毛から1か月後の発毛率が20%以下であること。
脱毛を開始してから6か月が過ぎた時点で生えている毛が67%以下に減っていること。
とあります。
定義だけ見ると全く毛がない状態ではないのですね。
でもツルツルの状態にあこがれるのであれば「完全永久脱毛」したいです。
髭脱毛クリニックの選び方のポイントは5つ!
髭脱毛をするクリニックの選び方を見ていきましょう。
どんな機械があるのか
レーザー脱毛をするための機械、と言ってもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
「熱破壊式ダイオレーザー」(アレキサンドライトレーザー)
もっとも一般的な医療脱毛方法。
毛根にある毛を生やす組織(毛乳頭)へ直接レーザーを当て、細胞を破壊する脱毛方法です。
毛乳頭の黒色のメラニンに反応して効果を発揮するので、産毛や休止期のヒョロヒョロした毛には不向きです。
痛みを3段階で表すと、中間の2と言えるでしょう。
人によって痛みを感じる場合があります。
「蓄熱式ダイオレーザー」(ダイオードレーザー)
バルジ領域のみ破壊。効果が出るまでに時間がかかる。
毛乳頭よりも皮膚に近い部分に毛の細胞を作り出す部分(バルジ領域)が発見されたことを機会に開発された脱毛法です。
このバルジ領域を熱でダメージを与えることによって細胞が毛を作り出す前に発毛をとめてしまおう、という方法です。
熱破壊式に比べると効果は穏やかですが、痛みが少ないためこの機械を希望する人も多いです。
痛みレベル1
「YAG(ヤグ)レーザー」
色素沈着や濃くて深い毛にも効果が出やすい。
黒色メラニンに反応しにくく、波長が長いレーザーのため皮膚の深い部分まで熱エネルギーを届けることができる。
つまり、濃くて深くまで根付いている毛にも効果的に熱エネルギーが届くのでとても効果が高い脱毛法と言えるでしょう。
また、レーザーの波長が長いため、産毛や細い毛にも効果が出やすいのが特徴です。
毛の太い部分の髭やVIOなどの部分の他に、ある程度他のレーザー脱毛を行って毛が細くなってきたときの仕上げとして用いる場合もあります。
しかし、皮下組織までよく届くとあって痛みも強いです。
このレーザーを使う場合には麻酔を使う人も多いです。
痛みレベル3
どんな種類の麻酔があるのか
「笑気麻酔」・・・いわゆるガス麻酔です。
鼻や口から吸入してぼんやりさせることで痛みの感覚を鈍くします。
眠ってしまうほどの強さはありません。
「皮膚麻酔」・・・施術をする患部へあらかじめ塗っておき、30分ほどたってから施術します。
さわるとしびれるような感覚で痛みを紛らわします。
「高局所麻酔注射」・・・いわゆる注射麻酔です。
歯医者で抜歯をするときにおこなうアレです。
数時間は麻酔した部分の感覚がないので、口回りなどは飲食に注意が必要です。
クリニックの雰囲気
受付に入った時の様子をまず見てみましょう。
特に気になるようなことがなければ大丈夫ですが、雑然とした雰囲気が変だったり、受付の人の対応がイマイチだと通うのが苦痛になってしまうので気を付けたほうがいいですね。
クリニックでは最初に医師とのカウンセリングがあります。
カウンセリングで疑問点などを解決してくれるかどうかも大きいです。
緊張してしまうようなことがあればあらかじめメモを持っていくことをオススメします。
料金はわかりやすいか
クリニックなので初診料、再診料がかかる場合もあります。
明記してあればわかりやすいですよね。
コース料金以外にも施術前のシェービング代やキャンセル料がかかる場合もあります。
要チェックです。
予約は取りやすいか
行きたい時にいけないのは毛周期の観点から言っても致命的です。
何日前からの予約が可能なのかはクリニックによって違うので確認が必要です。
また、クリニックが複数あって他店でも予約が入れられると、仕事や営業先など日によって仕事場所が違う人には便利なシステムです。
自分の生活スタイルに合ったクリニックを選ぶことも大事です。
いくつかオススメのクリニックを選んだので候補にしてみてはいかがでしょうか。
【髭脱毛クリニック厳選】おすすめ3選!
メンズリゼ(男性専用クリニック)
・ヒゲ脱毛Liteプラン5回コース(ヒゲ3部位)は39,800円。(月々3,400円/12回払い)
・予約キャンセル料、初診料、カウンセリング料すべて無料。
・皮膚麻酔1回3,300円、笑気麻酔(1回)3,300円。
・契約プランと麻酔(希望者のみ)以外の料金がかからない。
・コース有効期限1年間。
・LINEで予約状況を配信当日予約も可能で1か月先の予約ができる。
メンズリゼは施術者全員が男性で医療脱毛の経験者です。
部分的に痛みを感じやすいところなど、共感できることがあるのは心強いですよね!
レジーナクリニックhomme(男性専用脱毛クリニック)
・6回ヒゲ3部位総額44,600円。月々1,100円(48回払)で施術可能。
・痛みの少ない熱破壊式アレキサンドライトレーザーと蓄熱式ダイオードレーザー
・麻酔代、初診料・再診料、皮膚トラブル時の処置料、剃毛料、キャンセル料すべて無料。
・契約費用以外にかかる費用はありません。
レジーナクリニックhommeはコース費用以外には一切料金がかからない明快な料金設定が魅力的です。
ヒゲ脱毛の施術は基本は男性が行いますが、女性スタッフが行う場合もあります。
仕事やプライベートで急に予定が入ることが多い人にはキャンセル料が無料であるのは助かると思います。
地方には店舗がないので都市部にお勤め、もしくは行きやすい人向けのクリニックです。
番外編
医療クリニックではないので、番外編としました。
メンズTBC(男性専用)
・クリニックではないので麻酔などの痛みの処置はない。
・顧客は男性ですが、施術者は女性がほとんど。
・青髭を間引くことで目立たなくできる
・青ヒゲは嫌だがオシャレヒゲは残したい方に
このTBCの脱毛は今までお話しした医療レーザー脱毛とは全く違った方法の脱毛法です。
「ニードル脱毛」と呼ばれるもので、毛穴にニードル(完全に見た目は針ですが)を入れて電気を流して毛乳頭を破壊する脱毛方法です。
ヒゲを1本1本処理するので細かいデザインや毛量の調整ができるのがポイントです。
青髭もヒゲを間引くことでヒゲとヒゲの間隔を広げて目立たなくできます。
青髭は嫌だけどオシャレヒゲは残したいという方におすすめです。
あえて大手である3つをセレクトしたワケ!
この他にも医療脱毛ができるクリニックはたくさんありましたが、あえて大手である3つをセレクトしたのにはワケがあります。
大手であれば脱毛に特化した実績がとても多いのです。
髭、と一口に言っても十人十色。
髭の太さや長さなど外から見えることはもちろん、毛穴だって人によって角度や毛の生え方など様々なのです。
いろいろなケースで施術してきた実績が多いクリニックに任せた方が、髭脱毛へのゴールは近いと言えます。
クリニックの立地なども含め、自分にあったクリニックで髭脱毛ができるといいですね。
まずは体験で医療脱毛の雰囲気を確かめるところからです。
勇気を出して扉をたたいてみてくださいね。