ヒゲを剃るのも面倒になってきたし、そろそろプロにまかせて脱毛しようかな?
よく聞くのは「光脱毛」と「レーザー脱毛」だけど何が違うの?
ここでは、
・「光」と「レーザー」のメリット、デメリット
・結局どっちの方が良いの?
こういった疑問に答えていきます。
「光」と「レーザー」の違い
黒色に反応する光(レーザー)を当てて、毛根にダメージを与えて毛をなくしていく原理は「光」も「レーザー」も同じです。
しかし、決定的に違うことがあります。
それは、照射パワーです。
この違いによっていろいろなことに差がでているのです。
光脱毛とは…自分の毛周期に合わせてレーザーを当てる方法
「光脱毛」とはどういった仕組みで行う脱毛方法なのでしょうか。
光脱毛とは、黒色(メラニン)に反応する光(フラッシュ)を脱毛したい部分に当てることで毛根に熱ダメージを与え、徐々に毛を生えなくしていく仕組みの脱毛方法です。
この処理を効率よく進めるためには毛の状態を見極めなくてはなりません。
毛には「毛周期」という毛が生えてくるサイクルがあります。
毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階です。
成長期
「成長期」は毛が生まれるための細胞、「毛母細胞(もうぼさいぼう)」が分裂して毛の赤ちゃん「毛球(もうきゅう)」を作るところから始まります。
毛母細胞が分裂して毛球から毛が生えてくる状態の時期が「成長期」にあたります。
「成長期」は毛が皮膚の下で伸びている「成長前期」と皮膚の上に出てきた「成長後期」に分かれます。
毛抜きで抜いた時に毛根が黒くてプリッと潤っている時がまさに成長後期です。
退行期
「退行期」は見た目は成長後期と変わりませんが、皮膚の下では毛母細胞が分裂をやめて成長が止まっている時期です。
ただ抜け落ちるのを待つ時期、なんですね。
毛抜きで抜くと毛根が細かったり白くなっているときがこの時期にあたります。
休止期
「休止期」は完全に毛が抜け落ちて次の毛が生えてくるまでのお休み期間です。
成長期の期間は4か月から1年くらいと言われていて、全体の50%から70%がこの期間になります。
しかし、成長後期にあたる部分は約10%から20%と少なくなっています。
脱毛の処理で一番効果が高いのは「成長後期」になります。
これは光脱毛(レーザー)が黒色(メラニン)に反応するためで、毛根が白いものに処理をしても無駄だからなのです。
なので、いつまでも迷っていてヒゲが白髪になってしまったら、この先一生、光脱毛をすることはできません。
迷っている暇はないのです!
光脱毛のメリットとデメリットは?痛みは?費用は?
プロにお願いするならのんびりしている暇はないことはわかりました。
でも「光脱毛」と「レーザー脱毛」の違いを知っておきたいですよね。
光脱毛のメリット
「痛みが少ない」
よく言われる脱毛の時の痛みですが、パチンと輪ゴムではじかれたような感覚があります。
光脱毛はレーザー脱毛に比べてパワーが弱いので、我慢できない痛みではないです。
「気軽にできる」
光脱毛ができるのはエステのようなサロンです。
店舗数も多く、無料体験などもあり敷居が低く感じます。
「光脱毛ってどんな風にやるのかな?」と思っても気軽に試せるのが魅力です。
「体のお手入れもしてくれる」
エステサロンの中でやるような場合、肌のトリートメントも
セットでつけてくれる場合があります。
お肌をケアしながら脱毛ができるわけですね。
リラックスもできるので優雅な気分も欲しい人には向いています。
光脱毛のデメリット
「効果が現れにくい」
照射パワーが弱いために毛根へのダメージもレーザー脱毛に比べて弱くなります。
このことから毛がまた生えてくることになり、薄くするまでにも1年半から2年以上かかってしまいます。
「肌のトラブルがあった場合の対応に問題も」
照射パワーが弱い光脱毛ですが、肌のトラブルが起こることもあります。
サロンへ相談は出来ますが、最終的には自分で皮膚科へ行くようになります。
レーザー脱毛のメリットとデメリットは?強い痛みがあっても効果は抜群!
レーザー脱毛のメリット
・「短期間できれいになる」
レーザー脱毛は光脱毛に比べてパワーが強いので毛根へのダメージが強くその分短い期間できれいになることができます。
・「肌のトラブルにも即座に対応」
薬を処方してくれる医師がいますのでトラブルが起こった場合も薬を処方してくれます。
レーザー脱毛のデメリット
・「とにかく痛い」
照射パワーが強い分、痛みも光脱毛とはくらべものにならないくらい強いです。
これがイヤで二の足を踏んでいる人も多いです。
・「施術できる場所がサロンに比べて少ない」
ショッピングモールのような気軽に入れるサロンと違って、レーザー脱毛ができる場所は少なめです。
これは資格がなくてもできるサロンと違って有資格者がいるためむやみに増やせないことにあります。
結局どっちがいいの?ってことですが、
痛みにそれほど怖さを感じなければ断然、医療レーザー脱毛をオススメします。
痛みが心配でも麻酔をかけることもできます。
医療脱毛ならではですね。
今では痛みの少ないメディオスターという機械があるところもあるので要チェックです!
料金もサロンのほうが安いと言われていますが、それは1回あたりの金額です。
きれいになるまでの回数で計算するとでは両者に違いはほとんどありません。
施術の雰囲気や立地などを考えて、まずは体験カウンセリングへ行ってみるのが一番ですね。
【髭脱毛クリニック厳選】永久脱毛の具体的な値段を徹底比較!
毎日の髭剃りから解放されるべく、意を決して医療脱毛にチャレンジすることに。
医療脱毛といってもやっぱり不安はつきものです。
安くて安全なクリニックを探したいけれどどうしたらよいか。
医療脱毛のクリニックには施術以外にも特徴のあるサービスがあります。
それぞれの特徴もあわせて見ていきましょう。
髭の永久脱毛って本当にできるの?
もちろん、できます。
しかし、「ツルツル」の状態にするためにはある程度の条件が必要です。
それは、「医療レーザー脱毛」か「ニードル脱毛」と呼ばれる脱毛法でしかツルツルの状態までには出来ないのです。
つまり、サロンなどで行われる「フラッシュ脱毛(光脱毛)」で永久脱毛は出来ないということです。
これはクリニックとサロンが使える機械の差によるものです。
クリニックは医師が常駐しています。
そのため肌トラブルなどの時にも対処してくれるため、パワーの強い機械を使うことが出来ます。
しかし、サロンでは医師がいないためにパワーの強い機械を使うことができません。
サロンで行う脱毛は「永久脱毛」というより「抑毛」と考えておいたほうがいいかもしれません。
「ちょっと髭剃りが楽になる程度」でよければ効果のある脱毛法です。
しかし「結果を早く出したい」「ツルツルまで髭をなくしたい」という永久脱毛を希望する場合は医療脱毛でないと無理だと言えます。
永久脱毛とは
米国電気脱毛協会によると、最初の脱毛から1か月後の発毛率が20%以下であること。
脱毛を開始してから6か月が過ぎた時点で生えている毛が67%以下に減っていること。
とあります。
定義だけ見ると全く毛がない状態ではないのですね。
でもツルツルの状態にあこがれるのであれば「完全永久脱毛」したいです。
髭脱毛クリニックの選び方のポイントは5つ!
髭脱毛をするクリニックの選び方を見ていきましょう。
どんな機械があるのか
レーザー脱毛をするための機械、と言ってもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
「熱破壊式ダイオレーザー」(アレキサンドライトレーザー)
もっとも一般的な医療脱毛方法。
毛根にある毛を生やす組織(毛乳頭)へ直接レーザーを当て、細胞を破壊する脱毛方法です。
毛乳頭の黒色のメラニンに反応して効果を発揮するので、産毛や休止期のヒョロヒョロした毛には不向きです。
痛みを3段階で表すと、中間の2と言えるでしょう。
人によって痛みを感じる場合があります。
「蓄熱式ダイオレーザー」(ダイオードレーザー)
バルジ領域のみ破壊。効果が出るまでに時間がかかる。
毛乳頭よりも皮膚に近い部分に毛の細胞を作り出す部分(バルジ領域)が発見されたことを機会に開発された脱毛法です。
このバルジ領域を熱でダメージを与えることによって細胞が毛を作り出す前に発毛をとめてしまおう、という方法です。
熱破壊式に比べると効果は穏やかですが、痛みが少ないためこの機械を希望する人も多いです。
痛みレベル1
「YAG(ヤグ)レーザー」
色素沈着や濃くて深い毛にも効果が出やすい。
黒色メラニンに反応しにくく、波長が長いレーザーのため皮膚の深い部分まで熱エネルギーを届けることができる。
つまり、濃くて深くまで根付いている毛にも効果的に熱エネルギーが届くのでとても効果が高い脱毛法と言えるでしょう。
また、レーザーの波長が長いため、産毛や細い毛にも効果が出やすいのが特徴です。
毛の太い部分の髭やVIOなどの部分の他に、ある程度他のレーザー脱毛を行って毛が細くなってきたときの仕上げとして用いる場合もあります。
しかし、皮下組織までよく届くとあって痛みも強いです。
このレーザーを使う場合には麻酔を使う人も多いです。
痛みレベル3
どんな種類の麻酔があるのか
「笑気麻酔」・・・いわゆるガス麻酔です。
鼻や口から吸入してぼんやりさせることで痛みの感覚を鈍くします。
眠ってしまうほどの強さはありません。
「皮膚麻酔」・・・施術をする患部へあらかじめ塗っておき、30分ほどたってから施術します。
さわるとしびれるような感覚で痛みを紛らわします。
「高局所麻酔注射」・・・いわゆる注射麻酔です。
歯医者で抜歯をするときにおこなうアレです。
数時間は麻酔した部分の感覚がないので、口回りなどは飲食に注意が必要です。
クリニックの雰囲気
受付に入った時の様子をまず見てみましょう。
特に気になるようなことがなければ大丈夫ですが、雑然とした雰囲気が変だったり、受付の人の対応がイマイチだと通うのが苦痛になってしまうので気を付けたほうがいいですね。
クリニックでは最初に医師とのカウンセリングがあります。
カウンセリングで疑問点などを解決してくれるかどうかも大きいです。
緊張してしまうようなことがあればあらかじめメモを持っていくことをオススメします。
料金はわかりやすいか
クリニックなので初診料、再診料がかかる場合もあります。
明記してあればわかりやすいですよね。
コース料金以外にも施術前のシェービング代やキャンセル料がかかる場合もあります。
要チェックです。
予約は取りやすいか
行きたい時にいけないのは毛周期の観点から言っても致命的です。
何日前からの予約が可能なのかはクリニックによって違うので確認が必要です。
また、クリニックが複数あって他店でも予約が入れられると、仕事や営業先など日によって仕事場所が違う人には便利なシステムです。
自分の生活スタイルに合ったクリニックを選ぶことも大事です。
いくつかオススメのクリニックを選んだので候補にしてみてはいかがでしょうか。
【髭脱毛クリニック厳選】おすすめ3選!
メンズリゼ(男性専用クリニック)
・ヒゲ脱毛Liteプラン5回コース(ヒゲ3部位)は39,800円。(月々3,400円/12回払い)
・予約キャンセル料、初診料、カウンセリング料すべて無料。
・皮膚麻酔1回3,300円、笑気麻酔(1回)3,300円。
・契約プランと麻酔(希望者のみ)以外の料金がかからない。
・コース有効期限1年間。
・LINEで予約状況を配信当日予約も可能で1か月先の予約ができる。
メンズリゼは施術者全員が男性で医療脱毛の経験者です。
部分的に痛みを感じやすいところなど、共感できることがあるのは心強いですよね!
レジーナクリニックhomme(男性専用脱毛クリニック)
・6回ヒゲ3部位総額44,600円。月々1,100円(48回払)で施術可能。
・痛みの少ない熱破壊式アレキサンドライトレーザーと蓄熱式ダイオードレーザー
・麻酔代、初診料・再診料、皮膚トラブル時の処置料、剃毛料、キャンセル料すべて無料。
・契約費用以外にかかる費用はありません。
レジーナクリニックhommeはコース費用以外には一切料金がかからない明快な料金設定が魅力的です。
ヒゲ脱毛の施術は基本は男性が行いますが、女性スタッフが行う場合もあります。
仕事やプライベートで急に予定が入ることが多い人にはキャンセル料が無料であるのは助かると思います。
地方には店舗がないので都市部にお勤め、もしくは行きやすい人向けのクリニックです。
番外編
医療クリニックではないので、番外編としました。
メンズTBC(男性専用)
・クリニックではないので麻酔などの痛みの処置はない。
・顧客は男性ですが、施術者は女性がほとんど。
・青髭を間引くことで目立たなくできる
・青ヒゲは嫌だがオシャレヒゲは残したい方に
このTBCの脱毛は今までお話しした医療レーザー脱毛とは全く違った方法の脱毛法です。
「ニードル脱毛」と呼ばれるもので、毛穴にニードル(完全に見た目は針ですが)を入れて電気を流して毛乳頭を破壊する脱毛方法です。
ヒゲを1本1本処理するので細かいデザインや毛量の調整ができるのがポイントです。
青髭もヒゲを間引くことでヒゲとヒゲの間隔を広げて目立たなくできます。
青髭は嫌だけどオシャレヒゲは残したいという方におすすめです。
あえて大手である3つをセレクトしたワケ!
この他にも医療脱毛ができるクリニックはたくさんありましたが、あえて大手である3つをセレクトしたのにはワケがあります。
大手であれば脱毛に特化した実績がとても多いのです。
髭、と一口に言っても十人十色。
髭の太さや長さなど外から見えることはもちろん、毛穴だって人によって角度や毛の生え方など様々なのです。
いろいろなケースで施術してきた実績が多いクリニックに任せた方が、髭脱毛へのゴールは近いと言えます。
クリニックの立地なども含め、自分にあったクリニックで髭脱毛ができるといいですね。
まずは体験で医療脱毛の雰囲気を確かめるところからです。
勇気を出して扉をたたいてみてくださいね。